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名古屋大学シンガポール春研修プログラム2025 実施報告 「不確実な時代、これから世界で生き抜くためのスキルを学ぶ8日間」

29 April 2025

教育, 報告
春, 短期研修プログラム

名古屋大学シンガポール春研修プログラム2025 実施報告 「不確実な時代、これから世界で生き抜くためのスキルを学ぶ8日間」

2025年3月20日~27日、名古屋大学シンガポールグローバルキャンパスにて、2・3年生を中心とした18名の学生を対象に、8日間の春研修プログラムを実施しました。

本プログラムは「不確実な時代、これから世界で生き抜くためのスキル」をテーマに、多様な体験を通して、学生一人ひとりの視野と可能性を広げることを目指しました。

 

現地では、日本生命、三菱電機アジア、Google Singapore、A*STAR(シンガポール科学技術研究庁)を訪問。オフィス見学や現地社員のキャリアストーリーを通じて、グローバルに働くリアルな姿や異文化でのキャリア形成について学びました。学生たちは「こんな場所で働いてみたい」「自分の将来を具体的にイメージできた」といった前向きな刺激を受けた様子でした。


また、国立シンガポール大学(NUS)との交流も大きな学びの柱となりました。NUS Japanese Studies Society(JSS)とのキャンパスツアーやランチ交流、NUS College学生とのグループディスカッションでは、大学生活や価値観を率直に語り合い、互いの文化への理解を深めました。さらに、シンガポールで学ぶ日本人留学生や、NOCプログラム卒業生とのキャリアトークセッションでは、リアルな経験談から留学やキャリア選択についての具体的なアドバイスを得る機会もありました。

 

加えて、シンガポールで活躍するプロフェッショナルによる講義も行われ、グローバルキャリア形成、スタートアップ・ビジネス、社会を支える経済やテクノロジーの動向、日本企業がグローバルの中でどのように変化しているのかなど多角的な視点から将来を考えるきっかけを得ました。単なる知識の習得にとどまらず、自らの未来を主体的に設計する力を養う時間となりました。


事後アンケートでは、プログラム満足度平均4.9(5段階評価)という非常に高い評価を獲得。「大学では得られない実践的な学びだった」「未来に向けて新たな挑戦を始めたい」という声が数多く寄せられました。英語学習や留学準備、世界経済への関心、キャリアビジョンの具体化など、それぞれが次の行動へとつながる一歩を踏み出しています。


今回の春研修プログラムは、学生たちにとって世界を知り、自分を知るかけがえのない機会となり、未来へ羽ばたく力を確かに育む8日間となりました。

NUGC SG-荒木 伸子
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