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シンガポール短期研修体験談

3 June 2026

教育
短期研修プログラム, 春

シンガポール短期研修体験談

工学部機械・航空宇宙工学科4年宮田祐吾


2026年3月、私は「不確実な時代において、これからの世界を生き抜くために必要なスキルを身につける」というテーマを胸に、17日間のシンガポール短期研修に参加した。多文化かつ急激な変革を続ける環境に身を置き、様々な角度からの経験を通じて、自身の価値観をアップデートする貴重な経験となった。




1. 変化を捉え、実問題を解決する力(アカデミア)

目まぐるしく発展を続ける社会を生き抜くためには、既存の発想に固執せず「目の前にある課題」を解決する力が不可欠であり、今回のNUS(シンガポール国立大学)やSUTD(シンガポール工科デザイン大学)でのワークショップでは、AIツールをいかに社会実装に活用するかという実務的なアプローチを実践から学んだ。さらに、NUSやスタンフォード大学の学生との交流を通じて、彼らが自らの価値や社会貢献、そしてキャリアを能動的に意識・行動している姿に強い衝撃を受け、自ら価値を発信する「セルフブランディング」が、不確実な未来を切り拓く鍵になると痛感した。



2. 多様性の中で最適解を見出す力(都市・文化)

価値観が混在するグローバル社会では、異なる文化や規律を理解し、その中で柔軟に適応する力が求められますが、チャイナタウンやアラブストリートといった多文化が共生する街並みを歩く中で、シンガポールが高度な法治による規律と独創的な建築・デザインによる創造性が両立していることを学んだ。また、物価高や気候の変化、Singlishといった現地のリアリティに触れながら、給水スポットの活用や利便性の高いMRTの利用など、限られた条件の中でいかに効率的に動くかという現場での適応能力を養うことができ、こちらも不確実な環境下で生き抜くための実効的な能力だと実感した。



3. 自律的なキャリア設計と「ハングリー精神」(マインドセット)

組織に依存せず自らの手で道を切り拓く姿勢こそが、安定とはいえない未来において、必須のスキルであるが、現地で活躍する日本人の方や事業家の方からのセミナーを通じて「自分に合う仕事を追求し続ける」という自律的なキャリア形成の重要性を学んだほか、学生交流からインターンが採用に直結する現地のシビアな競争社会や学生たちの高いモチベーションを目の当たりにしたことで、日本という枠を超えたグローバルな視点での「稼ぐ力」と「生存意欲」の必要性を再認識した。



まとめ:未来を生き抜くためのコンパス

この17日間で得た最大の収穫は、知識そのものよりも「姿勢」である。不確実な未来に対し、自らの「Value」を磨き、環境に合わせて柔軟に自己をアップデートし続けること。シンガポールという先進的な環境で見出したこの指針をコンパスとして、これからの激動の時代を力強く歩んでいきたい。



宮田 祐吾
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