【回答】このプログラムはシンガポール国立大学（NUS）の取り組みで、シンガポールを拠点とするスタートアップ企業向けの「6ヶ月間の有給インターンシッププログラム」です。

下記はプログラム概要です。

link: Singapore (Inbound) - NUS Enterprise

追加情報

シンガポールはアジア最大のスタートアップハブであり、世界中からの投資先として注目されています。シンガポール国立大学（NUS）には約9000社の対象スタートアップがあり、日本のスタートアップ企業も含まれています。応募した学生のスキルや興味に基づいて、スタートアップのニーズとのマッチングが行われます。

名古屋大学はシンガポール国立大学（NUS）と起業家教育プログラムで提携しており、日本で初めて「NUS Overseas Colleges (NC) Nagoya」を開校した大学です。2024年1月から、シンガポール国立大学（NUS）の博士学生2名が、名古屋で名古屋大学発のスタートアップで6カ月のインターンシップを開始しました。1人はsmart city研究専攻でsmart city data収集分析会社「MAP4」で、もう1人はAI研究専攻でcodingエンジニアが急務なAI会社「Aqua Age」でインターンシップを行っています。

今回はその逆バージョン、「NOC Inbound」というプログラムが立ち上げられます。名古屋大学は日本で唯一このプログラムに参加できる大学です。

現在、名古屋大学はNUSのスタートアップハブBlock71にシンガポールオフィスを設けています。シンガポール国立大学(NUS)も今年（2024年）10月に名古屋鶴舞公園の近くに建設されるStation Aiにて、「スタートアップハブBlock71」を正式に開催する予定があります。

下記の記事をご参考ください。

• 2023/9/21 シンガポール国立大学との協定書署名式とNUS Overseas Colleges Nagoya開講式開催

• 2023/6/15名古屋大学発ベンチャーの海外展開をサポート～アジア最大級テクノロジーイベントAsia Tech x Singapore 2023に参加～ (名古屋大学は、シンガポールで開催されるアジアのテックイベントで、国立大学として唯一出展しました。) 

• 2023/11/02 シンガポールで開催されたSwitch2023に参加しました 

• Nagoya University transforming from Singapore beyond Six Nobel Laureates | e27

  
  

【回答】 January intake: 01月から06月 /  July Intake : 07月から12月

【回答】インターン先はシンガポール国立大学 (NUS) 対象のシンガポールベーススタートアップ会社です。約9000社もあります。業種やニーズは様々です。その中にはシンガポールの企業だけでなく、日本のスタートアップ企業や日本市場に参入している企業、参入を検討している企業などもあります。

【回答】NUSがマッチングする側です。マッチングのスピードは、自分が何に興味があるか、何がスキルとして提供できると思うかという点が重要です。

【回答】自分のスキルや研究分野、関心を考慮して、CVを作成していただきます。それに基づいて適した会社や業務内容を特定し、マッチング・インタビューが行われます。うまくいかなければ辞退することも可能です。

【回答】はい。１期生は、６名応募して、インターン先会社との面接合格者は２名でした。英会話と、自分の価値がしっかり訴求できなかった点が主な原因です。

【回答】可能です。インターンシップでは、専門分野やスキルがより求められる傾向が高く、逆にマッチングはしやすいと考えられます。

【回答】このようなスタートアップがあります。

• Top 69 medical and healthcare startups in Singapore (medicalstartups.org)

【回答】AI、VCR、MRに関してはもちろんです。Web3については、Sorta Wannabe（Forbes.com）を含む日本のコミュニティはほぼシンガポールベースではないでしょうか？自動運転に関しては少し弱いですが（名古屋大学は強いです）。

【回答】このようなスタートアップがあります。

• Singapore's biotech scene: six companies leading the way (labiotech.eu)

• 33 top Biotech companies and startups in Singapore in 2024 | F6S companies - Singapore | F6S

• Singrow - NUS Enterprise

【回答】あります。

【回答】シンガポールは、イノベーションのアジアのハブ。シンガポール国内ではなく、アジア展開を検討されているなら、資金調達や多くのスタートアップがあるシンガポールは行く価値があると思います。

【回答】January intake: 01月から06月 /  July Intake : 07月から12月

スケールの例　：1月入学の場合前年の8月から９月に面接して1月渡航となります。

7月入学のスケジュールでは以下のような予定でした。

3月: NUSとインターンシップ先のマッチング開始（CVsマッチングとインタビュ）。応募する学生は指導教員と連絡を取り、事務局は確認作業を開始します。

マッチング先が見つからない場合は辞退となります。

4月: インターンシップ先確定。

学生側の確認事項が完了し、留学が確定します。

5月: ビザ申請手続き

7月: 渡航（7月29日から12月29日まではインターンシップ期間でした。）

【回答】可能です。

【回答】6ヶ月未満でインターンを受け入れる会社があれば、それは可能です。ただし、その場合、JASSOの渡航費は適用されません。また、費用をかける場合は別ですが、シンガポールでは短期間の住居を見つけるのが容易ではないこともあります。

【回答】博士課程、修士課程、学部生（実施時に３年生、４年生であること）が参加可能です。留学生も参加できます。

【回答】「NOC Inbound Programme」への参加申込をされる場合は、​

Step ①　この「リンク」に20分枠のインタビュー時間を予約 Step ②　インタビュー時間ご予約の上、この「参加願」フォームをご記入ください。

​※機構メールが必要 ​※インタビューの時間を予約したが、参加願が送信されない場合は、申し込みが完了していないためご注意ください。

【回答】特に詳細な選考基準は設けていません。柔軟に対応していく形となります。6カ月シンガポール滞在意思があるか、インターンシップで働くにあたりどのようなイメージを描いているかが特に重要な点となります。

【回答】名古屋大学の留学生も申請可能です。ただし、JASSO奨学金は日本人のみに適用されます。

【回答】10人です。

【回答】英語能力の基準は特にありません。高度な英語力は必須ではありませんが、少なくとも日常会話以上の英会話能力が必要となります。渡航までに時間があるので、その間に準備することができると考えられます。重要なのは、ニーズに合ったスキルと実践力です。

このプログラムはシンガポール国立大学で行われ、約9000社から適したスタートアップとマッチングされ、そこで働くことになります。シンガポールの企業だけでなく、日本のスタートアップ企業や日本市場に参入している企業、参入を検討している企業などもあります。日本語のニーズもあるため、まずは「自分の英語力、スキル、興味範囲とマッチするスタートアップがあるか」を確認し、マッチングできる企業が見つからなければ、後で辞退することも可能です。

【回答】いいえ、高度な日本語能力は必要ありません。このプログラムは主に英語で行われます。

【回答】収入と費用をまとめると以下通りです。

収入

• 給料月額SGD1000(約12万円弱）

• JASSO奨学金月10万円（約SGD 890）

• 6カ月滞在すれば、JASSO奨学金で渡航費*が13万円程　 *年度によって変わる場合があります。

費用

• 月家賃15万円

• 月他生活費15万円以上

NUSへの学費は必要ありませんが、プログラム自体への参加のその他の費用は「Miscellaneous Student Fees」（SGD148.89）と「Pass to work and study in Singapore」（Work Holiday Pass SGD205）が必要です。その他には保険料などがかかります。下記URLのFinancial Details > Off-campusの費用をご覧ください。Singapore (Inbound) - NUS Enterprise

【回答】JASSO奨学金は日本人のみに適用されます。

【回答】NUSに1年交換留学に行き、その後半年シンガポールでインターンを希望する学生が2名います。昨年のシンガポールの平均大卒初任給はSGD4313、約50万円です。日本だけでなく世界の市場に対応できる人材を目指すのであれば、初任給50万円からスタートしたい場合、インターン（3か月以上/回）を2つは必要で、できれば海外での経験が求められます。そのため、即戦力であることを示す必要があり、インターンへの積極的な対応をおすすめします。英会話力を養うには、実践的なインターンが有効です。日本の市場での就職を考えるなら、交換留学も良い選択だと思います。